主任
あ そうだ
たまに日本は契約社会になじまないとかいう人はいませんか?
今のところいません
そもそもそういうことを言っている人はウチには来ないんじゃないですか?
ロック
主任
それがたまにいるんですよね
愚痴の類とは思いますが
昔は良かった的に語られるとね・・・
それは嫌ですね
何かいい切り返しがあったら教えてください
ロック
主任
そうですね
皆戻ってこないから会議にもならないし
他の連中にも教えいていないようなことを話しましょうか
主任
実は日本でも昔から契約書を作成しています
すでに鎌倉~室町時代くらいにはあったようですね
そうなんですか!?
何か意外です
ロック
主任
そうですよね
その頃から庶民が読み書きできるのがビックリです
え そっちですか?
契約書を書くということじゃなくて
ロック
主任
大宝律令などの法令があったということは条例のようなあって当然ですしね
役所の担当が替わって引継ぎがうまくいかなかったなんて
今始まったことではないですからね
証拠を残そうとするのは必然だと思いますよ
それはまぁ そうですね・・・
ロック
主任
ちなみに有名なのはスガウラモンジョですね
菅浦文書と書きます
長浜市のHPや長浜市の「菅浦の湖岸集落景観保存活用計画報告書」あたりを見るとわかりますよ
へぇ~っ
初めて見ました
日本でも契約書ってあったんですね
ロック
主任
江戸時代になってしまいますが「蓑の定め」という文書も残っているようで
これなどは今でいう不正競争防止法上の秘密情報保持に関して定められているようです
ノウハウの保護というのも昔からあるのです
主任
抜け忍びの掟とかよく時代劇や漫画でやっているでしょう?
そういう掟があるということは書面もあるということです
日本人は意外と書類を残す民族ですよ
あー 日記とか凄いですよね
著作王国日本ですね
ロック
主任
だから著作権法も怖いんですよ
著作権法など旧法がまだ完全に適用されなくなったと確定しないですから
また話が飛びましたね・・・
でも旧法まだ生きているんですか?
ロック
主任
その時代の未発表の著作物が出てきたら適用されますからね
めんどくさ!
ロック
主任
話を元に戻しましょうか
そんな感じで昔から日本人は契約書を書いています
昭和の頃そういう都市伝説みたいなものができただけだといって愚痴をぶった切ってやってください
身を守りたければ文書に残す
これは昔からやっていることなのです
はい
そのような機会があれば ばっさりやってみます
あ これも契約書を作った方がいいですかね?(笑)
ロック
主任
マニュアル化して定着させてみたら?(笑)