こうやって契約書を見ていて思うのですが
契約って結局対価の支払いと禁止事項の表示ですよね
ロック
所長代理
うーん まぁそういわれれば絶対違うと否定できませんね
基本的に契約という概念はアングロサクソン的ですからね
それってどういうことですか?
ロック
所長代理
アングロサクソンはユダヤの一氏族といわれています
ということはユダヤ教である可能性が高いわけです
それはつまりモーゼの十戒に深く関係するということです
まだよくわからないのですが・・・
ロック
所長代理
十戒というのは 読んでみるとそのほとんどが
〇〇してはならないという禁止事項なのです
そうなんですか!
ロック
所長代理
仲間を裏切らないというのが重要だったのでしょう
即断即決、〇か×かの2つで決めるなど
アングロサクソン的な思考は随所に見られますよ
それが彼らにとって必要なものだったからでしょう
だから逆にそれ以外なら何をしても良い
という解釈をするわけですね
ロック
所長代理
そうですね
だからだと思います
それで契約書は禁止事項が多いのですね
ロック
所長代理
多分 ですけどね
でも最近は色々面白い条項もありますよ
面白い条項ですか?
例えばどんな?
ロック
所長代理
アーンアウト条項などはちょっと面白いですよね
わりと最近見かけるようになった条項だと思います
ターンアウトですか?
ロック
所長代理
いえ アーンアウト(Earn Out)です
何かちょっと言いにくいですね(笑)
それに何かちょっとおかしみを感じる言葉です
ロック
所長代理
そうですね
野球で惜しくも本塁タッチアウトみたない感じですよね(笑)
あーん アウト!(笑)
あはは そうですね(笑)
そのせいかも
それでどのような条項なのですか?
ロック
所長代理
よくM&Aなどで使われるのですが
一定の成果が出たら追加報酬を支払うというものです
追加報酬・・・ですか
ロック
所長代理
はい 最近の企業買収などの場合
まだ成功するかどうかわからない会社や事業を買うことも
結構あるようです
そうなると買収額で揉めそうですよね
ロック
所長代理
そう そこなのです
なのでマイルストーン的に
買収後にここまでいったらいくら追加
あそこまでいったらさらにいくら追加
という取決めをするのです
そうすると初期費用が抑えられて
買収額で揉めにくいというわけですね
でも他人任せで追加報酬って
相手のモチベーションはどうなのでしょうね
ロック
所長代理
バイアウトした方がビジネスがうまくいく
可能性が高いと判断したからバイアウトするのでしょうし
そのような場合は役員なども残る場合が多いみたいですね
それならしっかりやるでしょうね
買収側も嬉しいしwin-winですね
ロック
所長代理
そうですね
バイアウトするなら検討したい条項ですね
はい 活用してもらいたい条項です
ところでこの条項って報酬の分割支払いではないのですか?
ロック
所長代理
それは違いますね
そのように説明されているサイトも散見されますが
条件が必ず達成されるものではありませんし
あくまで追加報酬です
これは譲れませんし そのように契約する必要があります
何かありそうですね
ロック
所長代理
はい あります
それがわからない輩に契約書を作成させるのは愚かですよ
今度ゆっくり教えてあげますよ
ありがとうございます
よろしくお願いします
ロック